おすすめリスク分散ポートフォリオ


これから中長期的にインフレに向かっている日本の現状をみて、
私が考える投資初心者でもあまり難しくないリスク分散を方法を伝えたいと思います。
※長期運用を前提とします
 
他にも色々分散方法はあるかと思いますが、
あくまでシンプルに低リスク高リターンを狙っていけるアセットアロケーションを組んでみました。
 
ピンチチャンス
これを実行すれば、
状況次第でお金が何倍にもなる可能性を秘めています。
 

おすすめのリスク分散
アセットアロケーション

 

1.現預金30%
2.保険・定期など現預金以外の円資産10%
3.米国ETF50%
・ティッカー→VOO,HDV,BND
4.日本株式投資信託10%
・ニッセイ日経225インデックス
 
以上、無リスク資産40%(1.2.) リスク資産60%(3.4.)
 
 
 
 

 1.現預金

 
今の時代、現預金の比率を80〜90%というのは有り得ません。
 大切にしているとか固執しているという問題ではなく、お金に関心が無さすぎですね。
 
預金は円になります。
基本的に給料は円で受け取り、円で生活費を支払っていくわけですから、
預金しておくのは間近にくるであろう冠婚葬祭費や自動車購入費用、子供の教育費や、数ヶ月分の生活費等があれば十分です。
 
銀行の連鎖倒産や日銀の金融緩和とインフレのタイミングのズレによる損失などを最小限にするため、銀行はいくつかに振り分けてリスク分散します。
 
 

 2.保険・定期など現預金以外の円資産

2.については人それぞれなので一概に言えませんが、10%程度でOK。
 
貯蓄系や資産運用系生命保険商品等はコストを知ると本当に馬鹿らしいのでやめましょう。
投資を考慮するなら掛捨て医療保険で十分です。
 
払込免除が特約が付いた安いガン保険はありかもです。
(私は富士生命のがんベストゴールドに年間¥12,000で加入しています。内容が良すぎて加入が殺到して、今は大幅に改悪した商品が出ています笑)
 
そもそも日本は高額医療費控除制度があるので、そこまで心配する必要はないでしょう。
生命保険に加入するくらいならETFや投資信託に投資していたほうが10倍資産は増えます。
さっさと1000万円貯めれば、医療費は怖くありません。
 
 

 3.米国ETF

メインの投資となる米国ETFです。

アメリカの投資で50%の割当です。
何故アメリカにこれだけ割くかというと、これからも数十年と伸びていく可能性が高いからです。

伸びるというなら新興国のほうがと思うかもしれません。
 
たしかに2050年のGDP比率予想をみると、エマージング市場とBRICSで先進国の比率を上回るとされています。

しかし、リスクが高すぎます。

新興国は政治の問題や安全に投資するためのインフラ整備もままなっていない状態です。
 
市場のボラティリティが激しすぎて毎日ヒヤヒヤしていなければなりません。
精神衛生上よろしくない。
 
私は現状の新興国をアセットアロケーションに組み込んでも分散投資としては??と考えます。
 
新興国への投資は、
短、中期的に市場を予想して売買をするならアリかもしれません。
 
長期投資で資産を増やす前提なら日本かアメリカが本当にヤバくなってきてからか、
新興国がある程度落ち着いてきてからで十分です。
 
まずは米国投資で年利10%を目指し、ある程度資産形成してから新興国へ分散投資するほうが確実です。
 
アメリカのGDPはすでに世界の50%以上を占めています。
個別株の世界時価総額上位をみても、トップ10位までは全てアメリカの企業です。
それどころか、トップ50位までの7割がアメリカになります。
 
給料や退職金の代わりに株で支払われることがあるほどアメリカは株社会です。
 
アメリカ人の株保有率は凄く、資産の50%を投資に回していて現預金は15%程しか所持していません。
かたや日本人は現預金を資産の50%で投資は15%程度。
 
株主第一主義で会社の不正には世界一厳しく、
国民の生活と株は一体化しているので株価が下がることを国民が許しません。
なので、国を挙げて企業を応援します。
投資するためのインフラは全く心配なし。
 
しかし、個別株でみればやはり損失を被る可能性も出て来ます。
 
なのでETFです。
ETFであればかなり広範囲に分散投資することが出来ます。
 
海外ETFといえばブラックロックかバンガード。
おすすめはコスト破壊のバンガードです。

 米国ETFのポートフォリオ

・VOO
(米国の上場企業上位500株に時価総額比率で分散)
・HDV
(米国の高配当株)
・BND
(米国の短,中,長期債券)
どれもそれぞれのカテゴリーで分散投資されます。
  VOO
ベンチマークをS&P500としている米国の代表的な株価指数の1つです。
日本でいうところの日経平均株価のような感じです。
 
VTI(米国の大中小の株約4000銘柄以上に分散投資)
と非常に悩むところですが、超優良の大型企業だけで構成されているVOOのほうが安定感があります。
 
S&P500の過去50年の平均年率リターンは10.85%。
正直、迷うようなら
米国株への投資はこれ一本でいいんじゃないかと思えます。
 
 

 

 HDV
「株式投資の未来」の著者で有名なシーゲル推奨の高配当銘柄をふんだんに盛り込んだポートフォリオで、高配当再投資戦略には打ってつけのETFです。
 
HDVは生活必需品セクター・ヘルスケアセクター・エネルギーセクターの構成比が高いポートフォリオで組まれています。
 
これらの高配当セクターは不況に強いため、
リーマンショックなどの暴落シーンでも下落幅が少ないディフェンシブ銘柄にあたります。
 
生活必需品セクター
・生活必需品小売・飲料・家庭用品・食品・タバコなどを扱う企業群
ヘルスケアセクター
・医療・予防・健康・美容などを扱う企業群
エネルギーセクター
・主に石油を扱う企業群
 
具体的にみると、
どれも不況だからといってニーズが減ることがないため企業価値が下がり難いことが想像しやすいと思います。
 
補足
 *高配当再投資戦略…
高配当を継続できる企業へ投資を行い、配当を再投資していくことで雪だるま式に資産を最大化させる戦略。
また、高配当な銘柄は金融危機などの暴落時にディフェンシブ効果が得られるので比較的安定した運用が期待できる。
その有効性を詳細なデータを載せ説いた「株式投資の未来」は個人投資家のなかで赤本と絶賛され、多くの米国高配当再投資戦略を始める投資家を生んだ。
リターンは2011年に設立されて年間平均12%前後です。
これはリーマンショック後に設立されているので数字が良いのは当たり前で、S&P500をベンチマークとするVOOとは単純に比較はできませんが、おそらく長期では上記の理由からS&P500の収益率を上回るものと予想されます。
 
配当は株高と言われる今現在でも3%を超えています。
100万円なら3万円。
1000万円なら30万円。
1億円なら300万円。
持っているだけで貰えます。
 
日本の分配型投信とは違い、完全に運用利益から出される分配金なので、安心して受け取ることが出来ます。
 
構成されている企業群も成熟された超優良大型企業のオンパレードです。
ゆえに、好景気ではVOOほどの上昇率はありませんが、不況に強く安定感があります。
 

checkHVDデータリンク

 BND
BNDは前述した通り米国の短,中,長期債券へ投資します。
 
債券は株式とは相反する値動きをするので、全体的に株価が落ちたときのためのリスク抑制目的です。
 
実際、VOO一本に投資していた場合と、
VOOとBNDを6:4の比率で所持していた場合とでは過去10年間でのリターンではるかに上回っています。
 
特にリーマンショックなどの大幅下落時により効果が高く表れています。
 
リスク管理は無リスク資産とリスク資産の比率を50%:50%にしているから投資は株式Onlyで大丈夫というのは、長期投資においては間違いです。
 
但し、私が今回おすすめする米国株ETFポートフォリオならリスクは比較的抑えられるはずなので、
VOO+VDC :BND = 7:3
くらいでよろしいかと思います。
 

 

・長期投資はバイ&ホールドが基本です。
 
・海外ETFへ投資する際は出来るだけ割安なものから買っていき、
最終的に株式7:債券3の割合に持っていくようにリバランスしましょう。
 
・株価暴落時はピンチではなくチャンスと思って下さい。下手したら50%offで購入出来るバーゲンセールです。

 

ここまでが米国ETFの投資ポートフォリオになりますが、
米国ETFへ投資するということは資産をドルとして所持することです。
 
インフレに向かう日本では円の価値が世界的に下落していくので、
資産をドルに替えて保持することは物凄く効果的です。
 
もし、ハイやハイパーなインフレが起きて円の価値が今の1/10になってしまったとしたら、
ドルで保有することになる米国ETFの価値は10倍になります。
 
1000万円投資していれば、円に替えたとき1億円になります。

 

先程説明したVYMなど年間3%の配当金が出ますが、
現在の価値で換算すると1000万円投資して30万円の分配金となりますが、
円の価値が1/10なら年間300万円の分配金を受け取れることになります。
 
日本の借金の額からいって、インフレは長期化せざるを得ません。
 
インフレ率2%なら年間2%づつ円の価値が下がることを意味していますので、
外貨を保有しているかどうかで今後周りの人達と物凄い格差が生まれることになるでしょう。
 

 4.日本株式投資信託

 
さて日本への投資についてですが、
比率は少なくてよいと思っています。
 
日本はアメリカと違って株主第一主義ではないのであまり信用していません。
 
ただ、これからのインフレを考慮すると、アメリカの万が一に備える意味(リスク分散)と
日本のインフレの波に乗る(チャンスを逃さない)両方の意味を込めて投資しておくべきものでもあります。
 
アベノミクスでここ数年でようやく株価が上昇しだしましたが、
インフレが本格化すればまさしく右肩上がりに市場は上向きになるでしょう。
 
これを逃す手はありません。
 
しかし、
インフレ率が上がっても、それが市場に反映されるにはタイムロスがあります。
 
だいたい2〜3年と言われていますので、
インフレに傾いてきたと思ってもすぐに効果が出るわけではありません。
 
ということで、日本への投資は投資信託を使います。
 
投資信託なら最低500円から自動引き落としによる毎月の積立が出来ます。
 
そのときが来てから大金をまとめてドーンよりは、
ドルコスト平均法で今から少額づつ投資していき、
時期が来た時にはある程度まとまったお金が出来ているというほうが理想的です。

 

銘柄としては
 
日本株式にはニッセイ日経225インデックス

 

日経平均株価に連動する成績を目指し、
日経平均株価に採用されている銘柄の中から約200銘柄に分散投資をします。
 
日本こそ個別株に投資するのは愚の骨頂だと思っています。
その企業のファンでどうしてもというなら止めませんが、
基本的にはリスクの割にはリターンが少ないです。
 
もし中期的な(インフレが収まるまで)投信を前提とするならアクティブファンドを狙うのもありです。
 
コストはニッセイ日経225インデックスファンドのようなパッシブ運用ファンドに比べて高くなりますが、
インフレの波に乗ればインデックスファンドを大きく超えるリターンを得られるはずです。
 
その場合は、
ひふみ投信か、ひふみプラスを推奨します。
 
この2つはノーロード投信で、
さらに信託報酬1.05%とアクティブファンドの中では低く抑えられています。
 
「お客様から預かった財産を守りながら増やす」という経営理念に基づき、
徹底したマーケット調査を行い厳選された企業群へ投資しています。
 
2008年の設定来+200%越えを達成しており、
TOPIX指数を大幅に上回っています。
 
しかし、
アクティブファンドはその市場が好調なときは大幅なリターンをもたらしますが、
市場が不調のときはそのコストの高さも災いしてインデックスファンドよりもマイナスとなることが多いです。
 
実際、
長期で見れば見るほどアクティブ運用よりもインデックス運用のほうがトータルリターンは高くなるというデータが出ています。
 
なので、
ひふみ投信やひふみプラスを選ぶのであればインフレが収まったタイミングで、
ニッセイ日経225インデックスなどのインデックスファンドへ乗り換えるのが良いかと思います。
 
安全性を求めるなら、
ニッセイ日経225インデックスファンド。
 
リスクを取りリターンを求めるなら、
ひふみ投信orひふみプラス。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上、
私が現在考えるおすすめアセットアロケーションでした。
 
 
※アセットアロケーションは個人により理想的な配分は異なるかと思いますので、
参考程度に見ていただければと思います。


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